子どもの成長を考えると、習い事はできるだけ続けさせてあげたいと思うものです。
塾、そろばん、習字、英会話、スポーツ、ピアノ、スイミングなど、子どもに合った習い事は、学びや経験につながります。
一方で、習い事は毎月の家計にじわじわ影響する支出でもあります。
月謝だけを見るとそこまで高く感じなくても、検定料、教材費、道具代、送迎、発表会費用などを含めると、思った以上にかかることがあります。
「子どものためだから削りにくい」
「習い事をやめさせるのはかわいそう」
「でも毎月の支出は気になる」
「どこまで続けるべきか悩む」
このように感じる家庭も多いのではないでしょうか。
子どもの習い事費を見直すときに大切なのは、単純に「やめる」「減らす」と考えることではありません。
子どもが楽しんでいるか、家計に無理がないか、家族が続けやすいかを確認することが大切です。
この記事では、子どもの習い事費を見直す方法を、家計と続けやすさの考え方から紹介します。
わが家の習い事費の例
わが家にも小学生の娘がいます。
現在、娘が通っている習い事は、塾、そろばん教室、習字教室です。
わが家の場合、かなり多く習わせているというよりは、必要だと思うものを最低限に近い形で続けている感覚です。
それでも、実際に金額を見てみると、毎月それなりに習い事費がかかっています。
| 習い事 | 毎月の費用の目安 | その他にかかる費用 |
|---|---|---|
| 塾 | 約18,000円 | 検定を受ける場合は検定料 |
| そろばん教室 | 約4,000円 | 検定料が別途約1,000円ほど |
| 習字教室 | 約4,000円 | 道具代などがかかる場合あり |
塾だけでも、検定などを含めると月2万円くらい必要になることがあります。
そこに、そろばん教室と習字教室を合わせると、小学生の娘一人でも、毎月の習い事費は決して小さくありません。
送迎については、わが家では車で送っているため、そこまで大きな負担には感じていません。
ただし、時間やガソリン代もまったくゼロではないため、習い事費を考えるときは、月謝以外の負担も見ておくことが大切だと感じています。
習い事費は月謝だけで考えない
習い事費を見直すとき、まず確認したいのが「月謝以外のお金」です。
毎月の月謝だけなら予算内に見えても、年間で見ると別の費用がかかることがあります。
月謝以外にかかりやすい費用
| 費用 | 内容 |
|---|---|
| 検定料 | そろばん、英検、漢検など |
| 教材費 | テキスト、プリント、ワークなど |
| 道具代 | 習字道具、スポーツ用品、楽器など |
| 発表会費 | ピアノ、ダンス、音楽系でかかる場合あり |
| 試験代 | 昇級試験や資格試験など |
| 交通費 | 電車、バス、ガソリン代など |
| 送迎時間 | 親の時間的な負担 |
特に検定料は、毎月ではなくても定期的に発生することがあります。
1回あたりは大きくなくても、複数の習い事で重なると家計に影響します。
習い事費を考えるときは、月謝+年間でかかる追加費用まで見ておくと安心です。
子どもが本当に続けたいか確認する
習い事を続けるかどうかを考えるときは、子ども本人の気持ちも大切です。
親としては「将来のために続けた方がいい」と思うこともあります。
ただ、子どもがあまりにも嫌がっていたり、目的が分からないまま通っていたりすると、費用だけでなく時間の負担も大きくなります。
確認したいこと
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 楽しんで通っているか | 嫌々ではないか |
| 少しでも成長を感じるか | できることが増えているか |
| 家で話題にするか | 習い事の話をするか |
| 目標があるか | 検定・大会・成績など |
| 親だけの希望になっていないか | 子どもの気持ちも確認する |
習い事は、すぐに結果が出るものばかりではありません。
しかし、子どもが前向きに取り組めているかどうかは、続けるうえで大切なポイントです。
家計に無理がないか確認する

子どものためとはいえ、習い事費が家計を圧迫しすぎると、続けることが難しくなります。
習い事は一度始めると、途中でやめにくいと感じることもあります。
だからこそ、始める前や続ける途中で、家計とのバランスを確認することが大切です。
家計で確認したいこと
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 毎月の習い事費の合計 | いくらかかっているか |
| 年間の追加費用 | 検定料・教材費など |
| 兄弟姉妹がいる場合 | 人数分の負担になる |
| 他の固定費 | 通信費・保険料・光熱費など |
| 教育費の貯金 | 将来の進学費用も考える |
| 家計に余裕があるか | 無理していないか |
習い事費は、毎月の支出として固定化しやすいです。
そのため、スマホ代や保険料、光熱費などの固定費と同じように、定期的に確認しておくと安心です。
習い事の優先順位を決める
複数の習い事をしている場合は、優先順位を決めることも大切です。
すべてを同じように続けられればよいですが、時間やお金には限りがあります。
優先順位を考えるポイント
| ポイント | 考え方 |
|---|---|
| 子どもが好きか | 本人が前向きに通っているか |
| 将来に役立つか | 学習・技能・経験につながるか |
| 家計に合っているか | 無理なく続けられるか |
| 通いやすいか | 送迎や時間の負担が少ないか |
| 代わりの方法があるか | 家庭学習や無料教材で補えるか |
| 成長を感じるか | 続ける意味を感じられるか |
わが家でも、すべてを増やしていくというよりは、「今の子どもに必要か」「続けやすいか」を見ながら考えています。
最低限に近い形でも、複数の習い事をすると毎月の負担は大きくなります。
だからこそ、なんとなく続けるのではなく、定期的に見直すことが大切です。
検定料や教材費も年間で考える
検定料や教材費は、毎月必ずかかるわけではありません。
しかし、年に何回か発生するため、忘れたころに出費になることがあります。
年間で見たい費用
| 費用 | 確認ポイント |
|---|---|
| 検定料 | 年に何回受けるか |
| 教材費 | 年度初めや進級時に必要か |
| 道具代 | 買い替えが必要か |
| 発表会費 | 参加費や衣装代があるか |
| 交通費 | 会場までの移動費 |
| 写真・記念品 | 希望購入がある場合も |
塾やそろばんの検定料は、1回あたりは数千円程度でも、回数が増えると負担になります。
必要な検定であれば受ける価値はありますが、毎回なんとなく受けるのではなく、目的を確認しておくとよいです。
送迎の負担も見ておく
習い事は、月謝だけでなく送迎の負担もあります。
車で送迎している場合、交通費として大きく見えなくても、ガソリン代や時間はかかっています。
送迎で確認したいこと
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 家から遠すぎないか |
| 時間 | 待ち時間が長くないか |
| 曜日 | 家族の予定に合っているか |
| 車の負担 | ガソリン代や駐車場代 |
| 親の負担 | 続けやすいか |
| 子どもの疲れ | 学校後でも無理がないか |
わが家の場合、送迎は車なので大きな負担には感じていません。
それでも、習い事の数が増えれば送迎の回数も増えます。
費用だけではなく、家族全体の生活リズムに合っているかも大切です。
すぐにやめるより「見直す」ことが大切
習い事費が気になったとき、すぐに「やめる」と考える必要はありません。
まずは、続け方を見直すことが大切です。
見直し方の例
| 見直し方法 | 内容 |
|---|---|
| 回数を確認する | 週何回通っているか |
| 目的を確認する | 何のために続けているか |
| 検定回数を調整する | 必要なものだけ受ける |
| 他の習い事と比較する | 優先順位を決める |
| 家庭学習を取り入れる | 塾や教室の補助にする |
| 学年の変わり目に考える | 進級時に見直しやすい |
習い事は、子どもの成長に合わせて合うものが変わります。
今は必要でも、数年後には別の習い事や学習方法が合うこともあります。
「続けるか、やめるか」だけではなく、続け方を調整するという考え方も大切です。
習い事費を見直すタイミング
習い事費は、定期的に見直すことで家計に無理が出にくくなります。
見直しやすいタイミング
| タイミング | 理由 |
|---|---|
| 学年が変わる前 | 生活リズムが変わるため |
| 月謝が上がるとき | 家計への影響を確認 |
| 検定や発表会が増えたとき | 追加費用が増えるため |
| 子どもが嫌がるようになったとき | 気持ちの確認が必要 |
| 家計が厳しいと感じたとき | 無理なく続けるため |
| 新しい習い事を始める前 | 既存の習い事と比較できる |
特に学年の変わり目は、習い事を見直しやすいタイミングです。
学校の時間、宿題、友達関係、家庭の予定なども変わるため、今の習い事が合っているか確認してみましょう。
子どもに伝えるときは前向きに話す
習い事を見直すとき、子どもにはできるだけ前向きに伝えることが大切です。
「お金がかかるからやめて」と言われると、子どもが不安に感じることもあります。
伝え方の例
| NGに近い伝え方 | 前向きな伝え方 |
|---|---|
| お金がないからやめよう | どれを一番続けたいか考えてみよう |
| 高いから無理 | 今大事にしたい習い事を一緒に選ぼう |
| 全部は無理 | 続けやすい形を考えよう |
| もうやめなさい | 今の気持ちを教えてくれる? |
子どもの気持ちを聞きながら、家族で話し合う形にすると、納得しやすくなります。
習い事は、親だけで決めるより、子どもの気持ちも一緒に確認することが大切です。
習い事費を見直すチェックリスト
子どもの習い事費を見直すときは、次の項目を確認してみましょう。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 月謝の合計 | 毎月いくらかかっているか |
| 検定料 | 年に何回かかるか |
| 教材費 | 追加で必要な費用があるか |
| 道具代 | 買い替えが必要か |
| 送迎 | 時間やガソリン代の負担 |
| 子どもの気持ち | 楽しんで続けているか |
| 成長を感じるか | 続ける意味があるか |
| 家計に合っているか | 無理がないか |
| 優先順位 | どれを大切にするか |
| 見直し時期 | 学年の変わり目など |
このチェックリストを使うと、習い事を感情だけでなく、家計と続けやすさの両方から見直しやすくなります。
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まとめ|習い事費は子どもと家計のバランスを見て考えよう
子どもの習い事は、成長や経験につながる大切な支出です。
一方で、月謝、検定料、教材費、送迎などを含めると、家計への負担も大きくなります。
わが家でも、小学生の娘一人で、塾、そろばん、習字の費用が毎月かかっています。
最低限に近い形で続けている感覚でも、合計すると決して小さな金額ではありません。
今回紹介したポイントは、次のとおりです。
| 見直しポイント | 内容 |
|---|---|
| 月謝だけで見ない | 検定料・教材費も確認 |
| 子どもの気持ち | 楽しんでいるか確認 |
| 家計とのバランス | 無理なく続けられるか |
| 優先順位 | 大切な習い事を考える |
| 年間費用 | 検定料や道具代も含める |
| 送迎負担 | 時間やガソリン代も考える |
| 見直し時期 | 学年の変わり目に確認 |
| 前向きに話す | 子どもと一緒に考える |
習い事費の見直しは、子どもの可能性を減らすためではありません。
家族に合った形で、無理なく長く続けるための整理です。
まずは、毎月の月謝と検定料などの追加費用を書き出し、子どもと家族にとって大切な習い事を確認してみましょう。

